Réveillon Carneiros、10周年で第3ステージとサウナを新設
8日間にわたるブラジルのニューイヤー・フェスティバルが、3ステージに94組をブッキング。アイスバス付きのウェルネスクラブも加わる。Jamie Jones、Black Coffee、Michael Bibiが軸を担う。
Réveillon Carneirosは10周年を迎える今回、2026年12月26日から2027年1月2日までの8日間、ペルナンブコ州のPraia dos Carneirosで開催される。ラインナップは94組、ステージは3つ。さらに初の試みとして、セットの合間にアイスバスに浸かれるスペースも用意される。
今年のテーマは「The Eternal Now」。Michael Bibi、ANOTR、Jamie Jonesがビルの中心に立つ。Black Coffee、Kerri Chandler、Jimi Jules、Mau P、Monolink、WhoMadeWho、Hot Since 82、Carlita、Franky Rizardoも名を連ねる。特別なB2Bも3組組まれた。Adriatique b2b Vintage Culture、Mochakk b2b Maz、Adam Ten b2b Mita Gamiだ。
今回の構造的な変化はステージ数だ。MainstageとTrópico Stageに、Labryinto collectiveと組んだLabryinto Stageが加わる。このステージは、5夜にわたるNight Celebrationsを通じて、電子音楽とこのグループによる建築・プロダクションのアプローチを組み合わせる。単にテントを1つ増やすのとは性格が違う。collectiveが独自のプロダクション・アイデンティティを持ち込むため、このルームはビジュアルも独自で、おそらくブッキングの論理もメインビルのあふれ分ではなく独立したものになる。
ラインナップを組む側、あるいは売り込む側にとって、8日間・3ステージで94枠という規模は、さまざまなタイプのセットが入り込む余地が大きいことを意味する。Mainstageは名前の強さで引っ張れる。collective運営のステージは、ピークタイムでは埋もれかねないサウンドのセレクターを受け止められる。B2Bの組み合わせにも同じ発想が見える。AdriatiqueをVintage Cultureと並べるのは、2つのセットではなく2つの客層を見据えたブッキングの判断だ。
ブラジル音楽もプログラムの一角を占めており、添え物ではない。Gilberto GilがGilsonsと共演し、João Gomes、Thiaguinho、Syon Trioも出演する。Tropicáliaの重鎮とBlack Coffee、Jamie Jonesを同じ場に並べるこのフェスは、ダンスフロアを備えたブラジルの1週間を売りにしている。そしてそれは、DJが持ち込むべきものの条件も変える。
そしてWellness Club。NOW Festivalと組んだデビュー企画で、サウナ、アイスバス、マッサージ、アンビエント・ミュージック、休憩エリアが用意される。昨年に続くRitualプログラムは、ヨガ、瞑想、サウンドヒーリング、トレーニングを網羅する。ライフスタイル向けのパッケージングと見ることもでき、実際その面もある。ただ、これだけ長い1週間について実務的な事実も示している。4日目に回復が必要になる人たちを、フェスが前提に計画しているということだ。回復スペースのアンビエント・ミュージックは、ステージかホテルの部屋しか選択肢がなかった従来のモデルには存在しなかった、小さなブッキングのニッチだ。
チケットや日ごとのタイムテーブルの詳細は、フェスの公式サイトに掲載されている。94組のステージ割りは未発表で、新設のLabryinto Stageにどの名前が入るかが注目点となる。