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マルケ州のシンセ・ドキュメンタリー『Electric Hills』、ポストプロダクション資金のクラウドファンディングを開始

Jean-Michel Jarreや『Stranger Things』の作曲家陣が参加するマルケ州のドキュメンタリー。クラウドファンディングでポストプロダクションの費用を募る。

Museo del Synth Marchigianoと制作会社The Blink Fishは、イタリア・マルケ州の電子楽器製造を題材にしたドキュメンタリー『Electric Hills』を完成させるため、クラウドファンディングを開始した。撮影はすでに終了している。資金は、編集、アーカイブ素材の使用許諾、オリジナル楽曲、サウンドデザイン、カラーグレーディング、マスタリングといった、その後の工程に充てられる。

監督はMarco Bragaglia。作品は、カステルフィダルドのアコーディオン製造から、エレクトリックオルガン、シンセサイザー、初期のドラムマシンへと至る同地域の歩みを追い、小さな工房がいかにして世界中のスタジオやステージに行き着く楽器を生み出したのかを掘り下げる。FarfisaやElkaをはじめ、Fatar、Eko、FBT、Sisme、Viscount、Crumarといったメーカーの歴史も取り上げる。

プロジェクトの出発点は、同地域で作られた楽器の回収、修復、保存に取り組むMuseo del Synth Marchigiano。博物館を創設したのは作曲家のPaolo Bragagliaで、脚本は同館のチームと彼が手がけた。参加ミュージシャンの何人かは、同館を訪れて所蔵楽器のレコーディングや実験を行っている。

参加者にはJean-Michel Jarreのほか、『Stranger Things』のサウンドトラックを手がけたKyle DixonとMichael Stein、Subsonicaの Boosta、Goblinの Claudio Simonetti、Hainbach、Look Mum No Computer、Matmosのメンバーである Martin SchmidtとAndrew Danielが名を連ねる。Tommaso Colliva、Massimo Martellotta、Enrico Gabrielli、Fabrice Quagliottiも参加している。作品には、未公開のインタビューやアーカイブ映像、希少な楽器が登場する。

クラウドファンディングのリターンには、同館のアーカイブに基づくものが並ぶ。写真プリント、歴史的な製造関連資料、サイン入りの映画ポスター、所蔵楽器を使ったレコーディング・セッションなどだ。

DJ Pulse

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