ポートランドのプロデューサーが構想、ファームウェア交換式シンセ OPEN-1
Alexander Gaddisのコンセプトは、複数のファームウェアを動作中に切り替えられるエントリー向けシンセだ。
ファームウェアを即座に入れ替えられるエントリー向けシンセサイザーのコンセプト「OPEN-1」が、シミュレートしたHYP-1を実機HYP-1のライブテイクとタイミングを合わせて動かすデモとともに公開された。ポートランドを拠点とするプロデューサーのAlexander Gaddis(RedtailWorks名義で活動)が動画でデザインを披露したと、Synthtopiaが伝えている。
暫定スペックでは、480 MHzのCortex-M7(STM32H750)を搭載。M-Vave FM-1の240 MHzの2倍にあたる。作業用メモリは32 MBで、FM-1の約432 KBを大きく上回る。16 MBのファームウェア用フラッシュとmicroSDライブラリにより、複数のファームウェアをインストールしたままメニューから選べる。
その他のスペックは以下の通り。
- 24-bitステレオのオーディオ入出力を備え、エフェクトボックスとしても使用可能
- 3.5 mm TRSのMIDI入出力に加え、USB-C(デバイス)とUSB-C(ホスト)を装備
- RGBライト付きシリコンキー37個、ベロシティ対応パッド8個、エンドレスエンコーダー8基、サムスティック1基、スプリング式レバー2本
- 4インチ・480×320のIPSスクリーン、内蔵スピーカー、ヘッドホン出力、3000 mAhバッテリー
- 有線接続のみで、Bluetoothは非搭載
オープンなSDKとブラウザ上で動くエミュレーターも用意され、開発者はハードウェアの出荷前にファームウェアを書ける。ローンチ時のファームウェアは、FM-1ファミリーのHYP-1、LOF-1、ECO-1、GRAV-1から移植される予定だ。
OPEN-1は現時点ではデザイン上のコンセプトにとどまり、目標価格は$200未満。詳細はRedtailWorksのYouTubeページで確認できる。