Sama’ Abdulhadi、元IDF所属アーティストのブッキングを理由にADE出演を辞退
「音楽と抵抗」をテーマにしたパネルに登壇予定だったDJ。フェスティバルのプログラムには、イスラエル軍で兵役を務めたアーティストが他にもいると主張している。
Sama’ Abdulhadiが Amsterdam Dance Event(ADE)への参加を取りやめた。開幕前日の10月20日にInstagramで声明を出し、イスラエル国防軍(IDF)で従軍経験のあるアーティストが「複数」ブッキングされていることを理由に、「参加しないことを決めた」と述べた。Mixmagが報じている。
彼女は「音楽と抵抗」をテーマにしたパネルに招かれていた。「同じフェスティバルの枠組みの中で、多くのイスラエル人アーティストが何事も起きていないかのように国際的な活動を続けているというのに、抵抗について語るのは不誠実だ」と説明した。
Abdulhadiは、アーティストを「イスラエル人であるというだけで」排除するよう求めているわけではないとしつつ、フェスティバルにブッキングされたアクトの一部は「イスラエル軍で兵役を務めている」と主張した。「イスラエルとその軍への支持を公に表明している者もいる」と続け、「沈黙を保っている者もいる。そうしたアーティストにプラットフォームを与えることは、イスラエル国家とその犯罪を正常化することだ」と述べた。
声明には「沈黙は同意の証ではない。しかしそれは加担であり、結果を伴わないものではない」とある。
さらに彼女は、フェスティバル、プロモーター、文化機関に対し、「誰にプラットフォームを与え、誰の声を増幅し、自分たちの名前を何と結びつけることを許容するのか、選択する」よう呼びかけた。
ADEは10月25日(日)まで開催される。フェスティバル側は、彼女の主張やコメントに対して今のところ回答していない。