XEN FX LAB、Zen Delayにスプリングリバーブとdubボタンを追加
Zen Delayの後継は、モデリングしたスプリングタンク、STRIKEコントロール、dubモードを搭載し、CPU負荷も軽くなった。
Zen Delayプラグインの続編がリリースされた。名前の頭文字はXになっている。XEN FX LABはモデリングしたスプリングリバーブ、STRIKEコントロール、dubモードを追加し、前作よりCPU負荷も軽くなったとCDMが報じている。
初代Zen Delayプラグイン自体、先行するハードウェアをソフトウェア化したものだった。XEN FX LABはmacOSとWindowsに対応し、VST3、AU、スタンドアロンで動作する。
基本部分は変わらない。ディレイは6モードで、表記がより分かりやすくなった。tape、tape ping-pong、digital ping-pong、digital、vintageなどが含まれる。ほかにレゾナンス付きのバーチャルアナログフィルターとチューブドライブを備える。編集パネルでは、カットオフとタイムのモジュレーション、X AM、X FMも引き続き使える。
新しいスプリングリバーブには、ディケイとスプリングテンションのコントロールがある。実機のタンクと同様、信号経路の最後段に置かれ、ウェットとドライの両方に作用する。ウェット/ドライとスプリングのミックスは引き続き個別に設定でき、処理をさらに重ねられる。
REGENは入力をタンクに戻してスプリングのフィードバックを作る。意図しないものも含め、鳴り続けるドローンが生まれる。デモでは、入力信号がまったくない状態でもプラグインがドローンを鳴らし始めた。Audio Damage AD-202シンセから出たわずかなノイズが原因とみられる。
STRIKEは、アンプを叩くのと同じ要領で仮想タンクを叩く機能。筆者は用途が限られると感じた。STRIKEとDUBはどちらもMIDIアサインに対応しており、ライブで演奏できる。
dubモードを選ぶと、DUBを押すか押し続けるまで信号はドライのままになる。押すと入力がディレイに送られ、スプリングがオンならそちらにも通る。ボタンを離すとエコーは鳴り続け、その上に新しい入力が重なる。
XEN FX LABはデスクトップ版が現在発売中。iOS版はAppleの承認待ち。