カールスルーエのクラブGOTEC、一部のDJギャラが200〜300%上昇と主張
ドイツのクラブGOTECは、とりわけ上昇のスピードがイベント予算を圧迫していると説明。DJでアクティビストのMarie Montexierは、ギャラを下げるだけでは負担がアーティストに移るだけだと述べた。
カールスルーエのクラブGOTECは、一部のDJギャラが比較的短期間に200〜300%上昇していると明らかにした。ドイツ語の声明「Eine starke Szene braucht ein starkes Fundament」(「強いシーンには強い土台が必要」)の中での主張で、Grooveが報じた。
声明には「個別のケースでは、比較的短期間のうちにギャラが200〜300%上昇している」とある。GOTECはすべてのアーティストの成功と、適正な報酬を受け取る権利を尊重するとしたうえで、問題にしているのはそのペースだと述べる。「金額だけでなく、何よりこの動きの速さが、イベントの採算性をますます不透明にしている」。
クラブはギャラの要求に加え、エネルギーコストの大幅な上昇と人件費の増加も挙げている。コスト増をチケット代の値上げで転嫁すれば、クラブカルチャーは排他的になり、人々を締め出してしまうという。「エレクトロニックミュージックが贅沢品になってはならない。誰もが手の届く、アクセスしやすいものであり続けなければならない」と声明は述べ、「対立ではなく、共に。」という一文も添えている。
DJでアクティビストのMarie Montexierは、クラブの投稿にコメントを寄せた。ギャラをただ引き下げるだけでは、すでに最も余裕のないアーティストに問題のしわ寄せがいくことが多いと彼女は書いている。交渉はクラブと出演者の間だけで完結しないというのが彼女の見方だ。信頼できる公的支援と、クラブカルチャーを文化遺産として正当に認めることを求め、続くクラブの閉店ラッシュこそ支援不足の何よりの証拠だとした。閉店した例の一つが、ドルトムントのTresor.Westだ。同店はCommunity Nightsを対抗モデルとして、ハイプ市場から距離を置こうとしていた。